ライフステージ別予防ガイド
ライフステージ別予防ガイド
おいしい食事や楽しい会話には健康な歯が不可欠です。だからこそ誰もが毎日の歯磨きを欠かしませんが、歯は顎の成長にともなって形が変化していきます。つまり、常に同じケアを続けるのではなく、年代に合わせたケアが必要なのです。
ここではライフステージ別の予防時の注意点や口腔内の環境変化によるリスクをご紹介します。
乳幼児期
乳歯がようやく生えた乳幼児期は、食生活を含めた生活習慣が確立するタイミングです。お口も含めた健康の基礎は、規則正しい食生活をおくることにあります。
歯磨きを習慣づけるために、お父さん・お母さんが毎回磨いてあげましょう。
学童期
まだ乳歯が多い学童期は、幼いために骨が柔らかく、安定していない時期です。ちょっとした普段の癖や姿勢が歯並びに影響してしまいます。
| うつぶせに寝る癖がついてしまった場合、受け口になってしまう可能性があります。 | ![]() |
|---|---|
| 大きくなってからもおしゃぶりを続けてしまうことで、開咬になってしまう可能性があります。 | ![]() |
| 頬杖をつく癖を続けてしまうと、上顎前突になってしまう可能性があります。 | ![]() |
歯列矯正のタイミングは?
お子様の歯並びが気になったら、まずは咬み合わせがうまくできているかどうかチェックしましょう。歯科医院で正確な検査ができます。下の前歯が乱れているようなら、早めの矯正をおすすめします。
注意点
「周りの人が矯正させているから……」「周りの子は指しゃぶりをしていないから……」そんな理由でお子様の矯正や癖の改善を考える方も多いのですが、他人を目安にするのはおすすめできません。あくまでもお子様のペースに合わせましょう。
青年期~高齢期
青年期以降は顎の成長も止まって歯は完全に安定します。しかし、首から上の成長は止まるものの年齢とともに歯列が乱れやすくなるのです。歯列が乱れる原因は、国民病とも言われる歯周病などが挙げられます。そうしたリスクをなくすために、きちんと歯のケアをすることが大事です。
高齢期は、それまでの間に予防をしっかり行ったか否かで歯の残り方が大きく異なります。健康で快適な生活に、歯は不可欠です。早い時期から予防はしっかりしましょう。
妊娠期
妊娠中は、ホルモンの関係で歯が腫れやすくなります。健康な歯を保つために重要なのは、丁寧に歯磨きをすることです。
さらに規則正しい食生活を心がけて、お口を健康に保ちましょう。
また、歯周病菌は伝染病であるため胎児に移る可能性があります。
妊娠期の歯磨きのポイント
- 磨く時間にこだわらず、体調のいいときに歯磨きする
- ニオイに敏感になるため、香料の弱い歯磨き粉を使う(吐き気が強いときは使用しない)
- 喉に近い粘膜を刺激すると吐き気を催すことがあるため、小さな歯ブラシを使用する
このように年代によって気をつける点が違います。口内の状況は生活習慣とも大きくかかわりがありますので、生活習慣を見直すことも予防の一つとなります。
当医院では、このように時期によって考えられるリスクに対して予防歯科治療を行うことで健康を保つことをお勧めしています。
痛くなってから行くという習慣がついている方が多いと思いますが、今一度考えてみてください。







